キラウエア火山国立公園は、本年5月以降、地震や溶岩の影響でほぼ全面的に閉鎖していますが、9月22日のNational Public Lands Dayにあわせて、公園の一部を再開予定だと発表しました。
今年の溶岩活動の様子をタイムラインにまとめていましたが、最近は地震や溶岩活動がほとんど見られませんでした。
その間、公園内では、ビジターセンターを含む9つの建物の断水が解消され、給水が再開されました。また8月29日までに、園内の32の建物の地震による被害の有無の確認作業も終了したのことです。
このまま大きな変化がなければ、9月22日の午前10時に、公園の一部が再開予定とのことです。
再オープンしたキラウエア火山国立公園へ行ってきました!
【最新情報2018】4か月ぶりに再開したハワイ火山国立公園へ
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再開予定のエリア一覧
再開予定のエリアは次のとおりです:
- Kīlauea Visitor Center (closes at 5 p.m.) ※トイレあり
キラウエア・ビジター・センター(午後5時終了) - Volcano House
ボルケーノハウスの一部 - Hawai‘i Pacific Parks Association store at Kīlauea Visitor Center (closes at 5 p.m.)
キラウエア・ビジター・センター内のショップ(午後5時終了) - Crater Rim Trail between Volcano House and Kilauea Military Camp
ボルケーノ・ハウスとキラウエア・ミリタリー・キャンプ間のクレーター・リム・トレイル - Sulphur Banks Trail
サルファー・バンクス・トレイル - Crater Rim Drive to Steam Vents
クレーター・リム・ドライブとスチームベント間 - Kīlauea Iki Overlook and parking lot
キラウエア・イキ・オーバールック(展望台)とその駐車場 - Devastation Trail and Pu‘u Pua‘i ※トイレあり
デバステーション・トレイルとプウ・プアイの駐車場 - Crater Rim Drive to Keanakāko‘i Crater, for pedestrians and bicyclists only
クレーター・リム・ドライブからケアナカーコイ・クレーターまで(徒歩か自転車のみアクセスOK) - Mauna Loa Road to Kīpukapuaulu. The road will be open to pedestrians and bicyclists past Kīpukapuaulu
マウナロア・ロードからキープカプアウルまで。キープカプアウルから先は徒歩か自転車のみアクセスOK。 - Sections of Escape Road from Highway 11
ハイウエイ11からエスケープ・ロードの一部 - Chain of Craters Road
チェーン・オブ・クレーターズ・ロード(ホーレイシーアーチまで) ※ホーレイシーアーチ近くに簡易トイレあり - Pu’uloa Petroglyphs
プウ・ロア・ペトログリフ
再開予定のエリア(地図)
再開予定箇所を地図上で示したものです。地図をクリックすると拡大します。
ハワイ火山国立公園公式発表の地図です。地図をクリックすると拡大します。
地図上の緑色のマークがある場所、黒い線と点線の道はアクセスできる場所です。
引き続き閉鎖中のエリア
引き続きアクセスできない場所は
- ジャガーミュージアム(駐車場&トイレもアクセス不可)
- ハレマウマウ火口の展望台
- サーストン・ラバ・チューブ(サーストン溶岩洞)
- イキ・トレイル
などです。
注意点・必要な持ち物・おすすめの服装
注意点
- オープン予定の9月22日は入園料が無料ということもあり、混雑が予想されます。閉園前は一日あたり5,500人が訪れていました。そして午前10時頃にはほとんどの駐車場が埋まっていました。
- 地震により駐車場の数はこれまでの3分の2に減っているので駐車スペースの確保が難しいかもしれません。駐車禁止エリアに駐車するとチケットを切られたり、レッカーで移動させられたりするかもしれません。
- 閉鎖されているエリアにはシンクホールや亀裂などの穴があるかもしれませんので入るのは危険です。
必要な持ち物
- 飲料水(多め)
- スナックなど食べ物
など。公園内の水道は復旧しているものの飲める水ではないそうなので、訪れる場合は飲料水は必須です。また園内には売店などがないので、スナックなど食べ物をもっていくと安心です。
おすすめの服装
- ロングパンツ
- スニーカーやハイキングブーツ
- 帽子など
- ジャケットやパーカーなどの上着
- レインジャケットまたは傘などの雨具
溶岩はゴツゴツしていて転ぶと割れたガラスの上で転ぶようなもので大ケガになる可能性があります。足がむき出しにならないようロングパンツやスニーカーなどをはくことをおすすめします。
朝晩は冷えるので上着を、そして火山公園のあたりは天候が変わりやすいので雨具があると安心です!