Wise(旧 TransferWise) という国際送金サービスを以前から使っているのですが、手数料が安くて送金もスピーディーなのでとても気に入っています。
そのサービス内容については以前別の記事でまとめました。
でも海外在住者は日本のマイナンバーカードなんてたいてい持っていないですよね?
なのでそもそも登録できないのでは、と考えがちだと思います。
実際、私もそう思ってたんですが、マイナンバーがなくてもアカウントを開設できたので、今回はその過程についてまとめてみました。
本人確認と住所確認の方法
Wise で日本から海外へ送金するには、まずは本人確認が必要です。
本人確認に必要なもの
- 日本の運転免許証
- 日本国発行のパスポート
- 住基カード
のいずれか1点です。
日本の住所が記載されている必要があります。
住所確認に必要なもの
なお、初回の送金額が 10 万円以上、もしくは 2 回目以降の送金時には、住所確認も必要になります。
- 日本の住所(本人確認で使用したものと同じ住所)
- その住所で郵便物を受け取れる家族など
住所確認では、登録した日本の住所宛てに 4 ケタのコード が記載された書留郵便が郵送されます。
その郵便を本人またはその住所に住んでる家族などが受け取る必要があります。
この本人確認および住所確認ができれば、日本の非居住者でマイナンバーカードを持っていなくても Wise で海外送金できます。
以下、本人確認の手順をまとめてみました。
すると本人確認に必要な書類が表示されます。
マイナンバーカードを持ってないので「これらのいずれもお持ちでない場合」をクリック。
「現在、日本にお住まいですか?」の質問には「いいえ」を選択。
「現在、日本の非居住者であり、海外に居住していることを宣言します」という文言を読んだうえで「承諾」ボタンをクリックします。
「日本国籍はお持ちですか?」という質問には「はい」をクリックします。
マイナンバーを持ってない場合は「日本の運転免許証」「日本国発行のパスポート」または「住基カード」のいずれかの画像をアップロードする必要があります。
私はパスポートをスキャンしてアップロードしました。
本人確認書類に不備がなければ、表示された住所宛てに書留郵便が郵送されます。
本人確認の審査には 1〜3 日かかります。
私の場合は週末にもかかわらず 1日で審査が完了しました。
日本のパスポートを本人確認として使用する場合、「写真のあるページ」と「住所が記載されているページ」をそれぞれアップロードする必要があります。「住所が記載されているページ」では、「所持人記入欄」内の「現住所」が日本国内の住所である必要があります。
初回の送金額が 10 万円以上、もしくは 2 回目以降の送金時には、住所確認も必要になります。
4 ケタのコードが記載された書留郵便が日本の住所へ郵送されます。
これで Wise を使った送金がすぐにできるようになります。
はじめての送金にかかった日数(日本からアメリカに送金した場合)
送金にかかる日数は国によって異なるそうですが、日本からアメリカへ送金するのにかかった日数は 6 日(土日含む)でした。初めての利用で本人確認が必要だったので、1〜2 営業日は余分にかかっていると思います。
のちに本人確認と住所確認を済ませた状態で送金したところ、2〜4 営業日で着金しました。
なお、送金のタイムラインは「取引履歴」画面で下記のように確認できます。
まとめ
Wise は一度使ってみれば、どれだけ便利なサービスかが実感できると思います。送金手数料が格安なのはもちろん、送金を開始する前に、送金手数料と受取り金額が把握できるのが嬉しいポイント。
なお、下記のリンクから Wiseに登録して 500 ドル以下の送金をすると送金手数料が無料になります。
気になる方はぜひ試してみてください!