台湾旅行日記の続きです。
関空から台北入りした翌日、私たち夫婦は宿泊していた士林の宿から台北に移動し、台中(タイツォン)行きの新幹線に乗りました。
台湾の新幹線について
この新幹線は台湾高速鉄道(台湾高鐵)略して高鐵と呼ばれ、台北(タイペイ)と高雄(カオシュン)を結ぶ高速鉄道です。日本の車輌や新幹線技術が用いられていることから、台湾新幹線とも呼ばれています。
新幹線の路線図
台湾の新幹線の停車駅は 11 駅(2018年12月現在)。これに将来的には高雄(Kaohsiung)駅が加わるそうです。
台北(Taipei)→ 板橋(Banqiao)→ 桃園(Taoyuan)→ 新竹(Hsinchu)→ 苗栗(Miaoli)→ 台中(Taichung)→ 彰化(Changhua)→ 雲林(Yunlin)→ 嘉義(Chiayi)→ 台南(Tainan)→ 左營(Zuoying)
新幹線の乗車券の買い方
乗車券(切符)は台北駅の自動券売機で買えます。自動券売機は英語など多言語に対応しているので簡単に乗車券を買うことができました。
残念ながら、台湾新幹線では悠遊カードは使用できません。
これが台北駅から台中駅までの乗車券。
これが台中駅から左營駅までの乗車券。
新幹線の所要時間と料金
所要時間
台北〜台中間:約 1 時間
台中〜左營間:約 1 時間 10分
料金
台北〜台中間(指定席):一人NT $700(約2,500円)
台中〜左營間(指定席):一人NT $790(約2,800円)
その他の区間の所要時間と料金は台湾高鐵の公式サイトで調べられます。
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台湾の新幹線に乗ってみた
お昼どきということもあり、乗る前に新幹線乗り場の近くにあったお弁当屋さん(下の写真は台中駅で撮影)でお弁当を購入。
そして新幹線乗り場へ移動。
新幹線は時間どおりにやってきました。
車輌は日本の新幹線ということもあり、日本の新幹線に乗ってるかのように錯覚するほど。
車内はゴミひとつ落ちてなくてとてもきれいでした。
座席前のテーブルの裏には車内マップがあり、どの車輌にトイレや授乳室、自販機があるかが一目瞭然なのでとても親切ですね。
せっかくなので台北駅で事前に買ったお弁当を食べてみました。
魚と鶏肉のフライ、漬物と煮玉子が入っていました。味はまあまあでした。
コンビニで買ったこのおにぎりはおいしかったです。
同じくコンビニで買ったミルクティー(緑茶+ミルク)とマンゴープリンも日本にない感じで好きな味でした。
車内では Wi-Fi も使えるのでそうこうしているうちに時間はあっという間に過ぎ、目的の駅に到着。
最後に
台湾語が話せなくてもトラブルなく新幹線の乗車券を買って目的地にたどり着くことができました。
新幹線はほかの移動手段に比べて料金は高いですが値段の価値ありだと思います。台湾旅行の際はぜひ利用してみてくださいね!