ハワイ島の土地を開墾しはじめて早6年。
これまでさまざまなバナナを収穫して食べてきました。
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今回紹介するのは、見た目が個性的なプレイングハンズバナナ(Praying Hands Banana)。
プレイングハンズバナナとは?
プレイングハンズバナナは、フィリピンではイナバニコ(Inabaniko)やリッピング(Ripping)、ポンペイ島ではウト・カパカプ(Uht Kapakap)とも呼ばれるバナナ。
フィリピンで調理バナナとして人気のサババナナの近縁種でもあります。
サババナナはまだ青みが残った状態で収穫・調理し、バナナチップスを作ったり、砂糖をまぶして揚げたりして食べるのが一般的。
サババナナ同様プレイングハンズバナナも調理に向いたバナナですが、黄色く熟した状態なら生でそのまま食べることもできます。
プレイングハンズバナナの栽培・収穫
これは収穫直前のプレイングハンズバナナ。
隣り合うバナナの一本一本(果指)がくっついているという特徴があります。
横から見ると、手を合わせて合掌しているように見えることからプレイングハンズ(praying hands = 合掌)と呼ばれるそうです。
これは収穫直後の様子。これまで収穫してきたバナナと比べてかなりの重量感です。
一房は二段重ねになっていて、一段あたり 7〜9本のバナナがついていました。
なので一房あたり 14〜18本のバナナが収穫できたことになります。
どうりで重いはず!
このバナナを数日から一週間ほど置いておくと、黄色く追熟します。
ちょっと熟れすぎじゃない?と思うかもしれませんが、バナナの柄の部分に緑色が残っているので、むしろもう少し待ったほうがよかったかも。
果指はくっついてますが、ゆっくりはがせば、きれいにはがせます。
雑に扱うと、隣のバナナの皮まではがれちゃいます。
きれいにはがれるとこんな感じ。
ちなみに長さは 10〜11センチでした。
プレイングハンズバナナはどんな味?
かんじんの味ですが、
普通においしいバナナでした!
特別甘くはないのですが、一本一本がボリュームがあるので食べごたえがあります。
ほんのわずかバニラ風味がしますが、オレンジやピーチの味がするという人もいます。
ただし一つ気になる点が。
このバナナの断面を見ていただきたいのですが
バナナの中心部にかための種が!
プレイングハンズバナナは種ができやすい品種らしく、このように種が入ってる場合は食べる際に少し気になります。
今回は熟した状態で収穫して食べたので、将来また収穫できたときには、青みが残った状態で収穫して、調理して食べてみたいと思います。