先日、バナナやアボカドの木を植樹しましたが、その土壌の表面を覆うためのマルチ(mulch)が欲しくて探していたところ、ヒロ市内で無料で手に入ることがわかったので早速行ってきました!
やってきたのは、ヒロにあるEast Hawai’i Organics Facility。ここはハワイ郡が管轄しているリサイクル施設。ヒロ空港近くのママラホア・ハイウエイ(11号)からレイラニ・ストリート(Leilani St)を東にずっと進んだ場所にあります。
到着するとまず、庭や街路樹の手入れなどで出た枯れ木や枝、樹皮や植物の葉と思われるGreen Wasteが山積みになっているのが目につきます。
これをダンプカーを使って、専用のシュレッダー機にかけて細かく砕いていました。
マルチはこれを木質チップなどと混ぜてしばらく放置して発酵させたもの。日本で主流となっているフィルムマルチとは異なります。
マルチをもらうには、まず最初に、道路を挟んだ反対側にある場所で車の重量を測ってもらって、許可証を受け取る必要があります。そしてマルチの山が積んであるエリアに移動し、専用ボックスに許可証を入れます。
あとは自分たちで、マルチを車に積むだけ。ピックアップトラックなら、従業員にお願いすれば、重機で荷台にマルチを載せてくれます。
私たちは普通の乗用車で来ていたので、自分たちで用意した大きめのプラスチック収納箱にマルチを入れられるだけ入れました。
マルチを車に積み終えたら、先ほど許可証をもらった場所に戻って再度車の重量を測ります。これは記録上、必要なようです。
そしてそのまま土地へ車を走らせ、植物や木の根元にマルチをまきました。マルチを敷くと、雑草を抑制したり、土壌の水分の保持したりすることができます。時間とともにゆっくり土に還り、植物の養分となります。
今後またマルチが必要になったときにもらいに行きたいと思います。
ハワイ郡の取り組みについて:
Green Waste & Food Discards – County of Hawaii Department of Environmental Management