先日、ヒロのファーマーズマーケットへ行ったら、珍しいフルーツを発見!
グリーンサポテと呼ばれるフルーツです。1 個 1 ドルで売られていました。
フルーツはカチカチに硬く、けっしておいしそうな見た目ではありませんが、どんなフルーツか調べて食べてみました!
グリーンサポテの基本情報
学名 | Pouteria viridis(アカテツ科ポウテリア属) |
英名 | Green sapote |
別名 | Sapote Verde、Injerto、Yash-tul |
原産地 | メキシコ、中米(グアテマラ、ホンジュラス、コスタリカ) |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
グリーンサポテはマミーサポテというフルーツの近縁種。
果実も葉もマミーサポテより小さく、果実は卵形または楕円形。
長さは約 8 センチ。
重さは小さいもので 187g、大きいもので 215g でした。
ハワイでは Makawao という品種が栽培されているので、今回買ったグリーンサポテもおそらくこの品種だと思います。
Makawao という品種は他の品種に比べて、実が大きく、食感がやわらかくて繊維が少ないと言われています。
グリーンサポテの食べ頃はいつ?
グリーンサポテはほかの熱帯フルーツがほとんど手に入らない 1月から 3月にかけて果実が熟す貴重なフルーツ。
熟すにつれて果皮は黄緑色から赤橙色(濃いオレンジ色)に変わり、完全に緑色の部分がなくなったら食べ頃。食べ頃になると、硬かった表面はやわらかくなります。
私がファーマーズマーケットで買ったものは、食べ頃になるまで 5日くらいかかりました。
グリーンサポテを切って食べてみた
買ってきたグリーンサポテが熟したので半分にカットして食べてみました。
半分に切ったら、果肉は明るいオレンジ色でした。
大きくて光沢のある種が3つも入っていたので可食部(食べられる部分)は少なめです。
たしかに別の日に食べたグリーンサポテには種が1個しか入っていませんでした。
果肉に線上の模様が入ってます。
それも種のまわりが熟しきってなく、完全にオレンジ色になっていませんでした。そのためか少し渋みがありました。。
食べる場合は、完全に果皮の色が濃いオレンジ色になるまで待ったほうがいいです。その頃にはフルーツの表面がかなりやわらかくなっていると思います。
グリーンサポテはどんな味なの?
種を取り除いて、スプーンですくって食べたら、干し柿に似た甘みがありました!
パンプキンパイのような食感で、ジューシーさはあまりなく、皮に近つけば近づくほどフルーツの繊維が感じられました。
以前、近縁種のマメーサポテも食べたことがありますが、果肉の色も味もそっくり!目隠しをしたらほとんどの人が区別できないと思います。
熱帯フルーツのグリーンサポテが大好きというフルーツ愛好家もいますが、私の好みではありませんでした。。
グリーンサポテはドリンクのほうがおいしい
グリーンサポテはそのまま生で食べるだけでなく、ドリンクにすることもできます。
グリーンサポテと冷凍バナナを 4:6 の割合で牛乳とミックスしてスムージーにしましたが、甘くておいしかったです。
生で食べるよりもスムージーにしたほうが私は好きです。
グリーンサポテの種
グリーンサポテの種を観察してみました。
グリーンサポテの種は楕円形で、片側が平らでまるで昆虫のよう。
ほんのり茶色がかった黒色をしていて、なめらかで光沢があります。
長さは 3〜4センチほど。
この種をプライヤ(かなりさびてます。汗)にはさんで、その殻を割ってみました。
するとクリーム色のきれいな種が姿をあらわしました。
力を入れすぎてひび割れたものもありましたが。。
せっかくなのでこれを発芽させてみようと思います!