バナナ栽培をするようになってから一つ悩みがありました。
ひかり
でもある工夫をしたら被害にまったくあわなくなりました。
本記事では鳥害を防ぐために行っている工夫と、バナナを収穫して切り分ける方法について書きました。
バナナを鳥害から守るためにしている工夫
鳥害を防ぐために、最近はバナナにすっぽりゴミ袋をかぶせるようになりました。
画像中央の背の高いバナナに袋をかぶせてます。
(まぎらわしいですが、手前はビワの木)
ゴミ袋にはウルへと呼ばれるシダ植物(ハワイ固有種)の枯れた茎を突き刺してます。
ウルへは枯れても茎が固いまま。
ウルへの茎は次から次に二手に分岐する特徴があり、その二手に分かれる部分をゴミ袋に引っかけてます。
ウルへの茎を使ってゴミ袋をめくり、中のバナナの様子をたまにチェックしてます。
原始的な方法ですが、このひと手間をかけることで鳥の被害にあわなくなりました。
バナナを収穫して切り分ける方法
バナナがなっている茎(偽茎)を切り倒して、バナナを切ります。
このバナナのひとまとまりをバンチ(bunch)と呼びます。
採りたてのバナナからは樹液がたくさん出るので、できれば数日間は切り分けずにこのバンチの状態のままぶらさげておくのがいいらしいです。
でも家の中を樹液で汚したくないので、私はその場ですぐに解体します。
バナナのバンチの軸を垂直に持ち上げ、写真のようにナイフを軸と房の間に刺して、切り分けていきます。
軸から一つ目の房を切り離しました。
白い樹液が服や手袋につかないように気をつけます。
(ナイフは樹液でベトベトになるのであとで食用油や洗剤を使って掃除します)
今回収穫したバナナの軸のまわりにはバナナの房(果房;hands)が7つありました。
数えたら、一つの房には 11〜14本のバナナ(果指;finger)、そして合計で 102本もなっていました!
バナナの一部はほかに比べて細いですが、問題なく食べられます。
バナナの房は、このようなクレートに入れて家の中へ運びます。
(樹液で室内が汚れないよう、クレートの底にはダンボールを敷きました)
収穫後、数日から1週間ほどでバナナは熟して食べられるようになります!