アマゾンの熱帯雨林のまっただ中にあるロッジに到着した翌朝は少し早く起きて自然観察をするためジャングルの中へ。
たくましいガイドのアントニオさんの後ろにくっついて森の中へ。
ヤシの木が空高くそびえています。
大きなセクロピアの木の葉っぱ。
ジャングルの中は動物の鳴き声や気配であふれていますが、その姿を自力で見つけ出すのは困難!
体長2cmはある巨大アリ。刺されると一日寝込むくらい痛いそうです。
羽を閉じると周りの景色に溶け込んでしまう蝶。
アマゾン部族も昔から火をつけるためにつかう樹液。
巨大な蟻塚。
マラリア予防に使用されるキニーネを抽出するために用いる苦い薬草を甘いから試してみって差し出されたり!
トゥーカンも!
足元には小さな小さなカエル!
中南米にしかいない茶色く大きなリスも!
途中、機械音のようなものすごく大きな鳴き声が聞こえ、声のもとに歩いていくととホエザルがいました!木の上から私たちの姿を見下ろしていました。すごい迫力でした。アマゾンの主ですよ、ホエザルは。
ほかにもたくさんのリスザルを見ることができました。やっぱりすごいなアマゾンは!
夕方はみんなでカヌーを漕いで、川辺のバードウォッチングに出かけました。ヘロン、キングフィッシャー、タカ、ハゲワシ、ジャイアントリバーオッターなどを見かけました。
緑色の目立つトカゲも!
停電が続く宿でまたまたおいしい夕食を食べ終わったあとは、夜の川へカイマン探しに出かけました。
そしてガイドのアントニオさんが素手で見事に捕まえてくれましたよ!
小さめのカイマン。南米にはワニなどはおらずカイマンしかいないらしく、全部で3種類いるらしい。捕まえたカイマンは小型種で、小さいうちはピラニア、アナコンダやより大きなブラックカイマンやタカの標的になるらしく、50匹ほど生まれても15匹くらいしか生き残らないとか。触らせてもらいましたけどワニ皮のような感触!
以前カイマンに噛みつかれたことがあるというアントニオさん。痛みで夜も苦しくて眠れなかったそうです。。。
翌朝はホエザルの大きな鳴き声で早めの目覚め。
おかげでアマゾンの美しい朝陽を見ることができました。
そしてマナウスまで送ってもらいます。
あっという間のツアーでしたが、アマゾン地域の住民の暮らしやジャングルの様子を見ることができてとても良かったです。働いてるガイドたちもオーナーも熱帯雨林保護について真剣に考えている良い会社だなということを感じました。食事も毎回とてもおいしくてびっくり!
一つ残念だったのはロッジがずっと停電していたこと。送電線の上に木が倒れて復旧作業に時間がかかったとか。でもその代償として、帰りのフライトで空港に向かうためのタクシーを無料で手配してくれましたので不満はありません。おすすめのツアー会社です。
マナウスに戻ったのは夕方。数日前と同じ宿(Local Hostel Manaus)に泊まりました。
夜はマナウス初日と同じレストラン「Tambaqui de Banda」へ。
おいしい川魚のフライ。おいしかったです!
さて、ブラジル滞在も残り1日に。
〜ブラジルその17へつづく〜