【台湾観光】台中花博(台中フローラ世界博覧会)で見てきたもの【後半】

 台湾旅行日記の続きです。

2018年台中フローラ世界博覧会【前半】のつづきです。

楽農館(Harvest Blessings Pavilion)を見学したあとは智農館(Agri-tech and Conservation Pavilion)へ。

館内で撮影した写真を一部紹介します。

 

絶滅危惧の台湾固有種

台湾で絶滅が危惧されている植物など

その調査にあたる研究者の作業風景や装備

 

品種改良

品種改良で開発された病気に強いトマトの苗や商業用スイカ

一般的な作物の種子

種子をコーティングする技術

台湾の昆虫類

 

台湾中部の里山

台湾の土壌

世界の「土壌」は大きく 12 種類に分類されますが、そのうち 11 種類が台湾にはあるそうです。

里山風景を再現したもの

本物の稲やアマランサスなどの穀物が育てられていました。

バナナや柑橘類のすぐ手前にはトウモロコシやスイスチャードなどの葉物野菜も。

 

自然素材の繊維

魚鱗から抽出されたコラーゲンペプチドアミノ酸とビスコース繊維(レーヨン素材を製造するときの中間生成物)からできた 100% 生分解可能な「UMORFIL」と呼ばれる繊維や、その繊維から作られた布や服の展示もありました。

 

スマート農業

ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業の取り組みも紹介されていました。

オランダの LELY(レリー)社が開発した餌寄せロボット「Juno

牛舎で牛への餌寄せを自動で行ってくれるロボットです。

メロン栽培

LED を使った野菜の水耕栽培

 

出口付近にはパッションフルーツの展示もありました。

パッションフルーツの花が描かれたウォールアート。

天井にはパッションフルーツをイメージした球状の透明容器に土が入っていて、本物のパッションフルーツがたくさんのツルを伸ばしていました!

 

外に出ると、畑で空芯菜やさまざまな葉物野菜が育っていました。

竹から作られたドームも。

ドーム内には下水処理のための浄化槽が入っていました。浄化された水は再利用されるそうです。

 

花博は今年(2019年)の 4月24日まで開催しているそうです。

興味のある方はぜひ行ってみてくださいね!